アップリケ

「アップリケ」野沢直子著。
野沢直子さんの処女作となる小説「アップリケ」
なんという可愛らしいタイトル。

直子さんとの初めての出会いは、「アスバブーン オブ ビーナス」という直子さんとそのご主人のボブさんが結成したバンドのCDジャケットの撮影。
直子さんは、アグネス・チャンさん、そしてボブさんは西城秀樹さんに扮して、何故か手にレモンを持っていた。
ザ テレビジョンの表紙のパロディだったと思われる。
情報に自信がなかった為、Wikipediaで検索しましたら、下記のような情報を得る事ができた。(なるほど〜)


表紙のレモン [編集]
「有名人がレモンを持った表紙」は創刊号で撮影されて以来、しばらく行われなかった。
創刊から3年半後の1986年3月14日号(モデル:荻野目洋子)から恒例となり、以降文字通り同誌の「顔」として定着している。
皇室関係者や政治家、またはスポーツ選手の試合風景、映画・ドラマのシーンをモチーフにした号以外は
必ずレモンを持たされるが長渕剛だけは自分のイメージに合わないと拒否した。


それから、プロモーションビデオや、彼女が監督をされた映画「東京ざんす」「マネーざんす」のヘアメイクのお仕事、
TVなどのバラエティ番組でも関わらせていただく事になってから10年程になるでしょうか。
毎年夏に直子さんに会える事がうれしくて、楽しくて、笑って過ごす夏が待ち遠しくなってしまうほど、可愛らしくて、優しくて、素敵な人。


「アップリケ」
言葉の中に色がいっぱい重ねられているような、
言葉が音をたてているような不思議な感覚にさせられてしまう。
彼女の自叙伝的小説。
彼女のキラキラがいっぱいいっぱい詰まっていて、胸がキュンとした。
忘れてしまっていたいろんな事を、思い出させてくれた。
忘れてはいけない事を、気づかせてくれた。
そして、またいっぱいいっぱい勇気をもらった。キラキラをもらった。
ありがとう。



野沢直子の小説家への道」ブログも紹介しちゃいます。
http://nozawa-naoko.laff.jp/